【オーダースーツ初心者向け】キュプラ裏地?スーツの内側にはコレ1択!

  • 2020年10月13日
  • 2020年11月13日
  • Fashion

オーダースーツには様々なオプションがあります。
しかしそれぞれが専門用語で呼ばれていて、「やりたいけどよくわからない。」という方も多いかと思います。この記事では、スーツの内側の仕様(生地)について、ココは是非やってほしいというポイントを説明していきます。

外側の仕様については、こちらの記事をどうぞ。

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本切羽 スーツ

スーツの内側

特に意識をしなければ、スーツの内側には気を向けない方も多いと思います。
確かに通常人からは見えない部分ですし、お金をかけてオプションをつける事もないかな、という気持ちも分かります。

しかし、ここで紹介すると「キュプラ裏地」はデザインというだけではなく、機能的に違いが出ます。キュプラ

良いものを長く使うために

スーツを衣服、それも長時間着用するものと考えると、ファッション性というポイント以外にも耐久性や着心地は大変重要になってきます。一時のおしゃれではなく、良いものを長く使う事こそトラディショナルサラリーマンには欠かせません。

肌に最も近いスーツの内側にこだわるという事は、一着のスーツを長く着るためにとても重要なのです。

後述しますが、「キュプラ裏地」は通気性が上がる等のメリットでスーツの着心地を向上させます。

・キュプラ裏地はスーツの着心地をアップ

内側の生地

既成のスーツを買う時、裏地の事まで考えて買っている方は少ないでしょう。
でもオーダーでは素材から色や柄まで、自分で決める事ができます。

オーダースーツ 裏地

テーラーでは必ず「裏地はどうしますか?」と聞かれます。
特にオプションを付けなければ無料の裏地が付きます。多くのテーラーで無料裏地の素材はポリエステルですが、無料裏地でも色や柄で10~20種類程度は用意されています。

それだけでも十分楽しいですが、ここは是非有料オプションを付けましょう。
今後の着心地や満足感に大きく影響します。

・無料裏地はポリエステル100%。
・無料裏地でも色や柄は選べる。

バリエーションが豊富

スーツの裏地は思った以上にバリエーション豊富です。

一般的には無地、ペイズリー、ストライプ、ドットなどが多いですが、テーラーによってはオプションで100種類以上の裏地から選べるところもあります。

例えば東京、駒込にある「テーラー渡辺」さん。

イギリスの生地メーカー「ハダースフィールド」の裏地を取り扱っています。
地図柄骸骨柄花柄動物柄など、膨大な種類の色柄から裏地を選べます。詳しくはこちら

過去に私がオーダーしたスーツの例ですと、タロット柄というものもありました。
ハダースフィールド

イギリスの生地なのに百人一首のカードも描かれていて、おもしろかったので選びました。

裏地は普段見えない部分ですが、自分の趣味を反映させた柄遊びができるので、オーダーの楽しみもぐっと増します。

無料の裏地はポリエステル素材

ポリエステル裏地は蒸れる

色や柄が選べて楽しいのはもちろんですが、有料だと生地の素材も変わります。

上記したように無料裏地の場合、ポリエステル100%の生地が使われる事が多いです。
ポリエステルは強度に優れた素材で、袖通りも悪くないのですが、明らかに蒸れます。

冬用のスーツならともかく、夏用もしくはオールシーズンのスーツでポリエステル裏地だと、嫌な汗をかきます
どうしてもポリエステルにする場合は、下写真のように背抜きの仕立てにしたほうがベターかと思います。

背抜き スーツ

ポリエステルとキュプラの見分け方

キュプラ ポリエステル

写真の左がキュプラで右がポリエステルです。
ポリエステルとキュプラは写真ではなかなか見分けが付きません(キュプラの方が目が細かく、テロっとした生地感)が、触ればすぐにわかります

品質表示を見ずとも、生地をつまんでシワが入ればキュプラ、入らなければポリエステルです。
キュプラは自然素材で、形状記憶の力がないので折ればその時は下の写真のようなシワになります。

キュプラ

おススメはキュプラ素材

キュプラ裏地なら快適

ポリエステルは蒸れるなら、何にすればいいのか。それはキュプラです。

キュプラとは、綿の種に生えている綿毛を生地にしたもので、自然素材の生地です。
独特の光沢感があり、吸湿性に優れ、裏地にはぴったりの素材です。

ポリエステルの裏地と比べると快適さは段違いです。
スーツに着にくさや不快感を持っている方はまず、キュプラ裏地にしてみましょう。

キュプラ 裏地

キュプラ裏地の料金は+1,500~3,000円程度

上記の「ハダースフィールド」など嗜好品的な価値が高いものを除き、一般的な柄(無地やペイズリー)のキュプラ裏地は高くても3,000円程度でオプションできます。

お台場 裏地

 

見えない部分に3,000円も、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、サラリーマンにとってスーツは一日中着るものですから、快適性は捨てがたいものです。着やすいスーツにするために、是非裏地をキュプラ素材にしてください。

まとめ

スーツの裏地を選ぶのは、表地を選ぶのと同じくらい楽しいことです。裏地に拘れば、デザイン的にも機能的にも、更にそのスーツを好きになるでしょう。当然ですが、表地に拘るよりも安いので、是非有料オプションをしてください。

無料裏地でも選ぶ楽しみは味わえる。
有料裏地(キュプラ)では楽しさも快適さも100倍に。