【オーダースーツ初心者向け】お台場仕立て?人に見られるスーツの内側 裏地の破れに対応

  • 2020年11月11日
  • 2020年11月13日
  • Fashion

オーダースーツには多くのオプションがあり、用語を知らないと「敷居が高い。」と感じる方も多いかと思います。
この記事ではスーツの内側(仕立て)の仕様について紹介しております。内側の仕立てに関しては、ココを押さえておけばまず問題ありません

オーダースーツの内側については「お台場仕立て」と「キュプラ裏地」、この二点だけ押さえてください!

キュプラ裏地についてはこちらをどうぞ。

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canonico suits

内側の仕立て

ココで紹介している内側の仕立てとは、主にスーツの内ポケット部分の仕様です。体で言うと胸の辺りですね。
基本的には見えない箇所ですが、胸ポケットから物を取り出す時や、前ボタンを開けている時など、チラ見えする機会がある部分です。

waterman suits万人に見える部分ではありませんが、商談でボールペンを取り出す時など、近しい方からは自然と注目を集めます。
内側にまで気を使っていると、自ずから相手にも好印象を与える事でしょう。

外ポケットは使わない!

そもそもの話ですが、紳士は基本的にスーツの外ポケットに物は入れません。スーツの型崩れに繋がり、シルエットが悪くなるからです。
スマホや財布はすべて内ポケットに入れましょう。

waterman suitsそうなると内ポケットはかなり多用することになります。
スーツの内側は、意外と重要な部分だという事が伝わりましたでしょうか。

スマホや財布は内ポケットに!意外と見られる機会が多い部分です。

仕立ての種類

内側の仕立てには大きく分けて2種類あります。「通常仕立て」と「お台場仕立て」です。

通常仕立てはこちら↓

スーツ オーダー

見分けるポイントは、内ポケットが裏地についている、という事です。

続いてお台場仕立てはこちら↓

お台場仕立て

同じくポイントは内ポケットです。表地が大きく中に入り込んでおり、ポケットは表地についています。
ちなみにこの形状が台場(崖)に似ているという事で、お台場仕立てと名前がついています。

・内ポケットが裏地についているのが通常仕立て。
・内ポケットが表地についているのがお台場仕立て。

お台場仕立てのオプション価格

通常仕立てはもちろん無料ですが、お台場仕立てにはオプション料金がかかる場合が多いです。
ハイクラスのテーラーではそもそもお台場仕立てが通常仕様という場合もあります。

お台場仕立てのオプション料金は1,500~3,000円程度。

チラ見えしたときの格好良さ

スーツを着ている時はやはり気が引き締まるもので、立ち振る舞いも自然と紳士らしくなるものです。
内ポケットからペンを取り出す動作などは、いかにも紳士らしい行動ではないでしょうか。

そんな時、内ポケットの仕立てもピシッと格好よく決まっていると相手から見ても美しく、なにより自分の行動に自信が持てます。

通常仕立てだと内ポケットがたるむ

裏地に使われるキュプラなどの生地は表地よりも薄く、内ポケットに物を入れた時に重さでたるみが出ます

suits お台場仕立て

画像は二つ折りの財布を内ポケットに入れた時のものですが、生地が下に引っ張られてたるみが出来ています。

お台場仕立てだと物を入れてもスッキリ

対して、お台場仕立ての場合は内ポケットの周りが厚い表地で仕立てられているので物を入れてもたるみません

suits お台場仕立て

前述したように、基本外ポケットは使わないので、内ポケットは多用することになります。
実際にスーツを着ている時に意外と目が行くポイントです。

【リペア可能】お台場仕立てにすると修理しやすくなる

お台場仕立てにするメリットはスーツの耐久性が上がる事です。

スーツの裏地には「キュプラ生地」や「アルパカ生地」と言った表地よりも薄めの弱い生地が使われます。
そうなると長い期間着用した時に先に痛みが出るのは表地ではなく裏地なのです。

裏地の傷み

表地よりも傷みが早い裏地ですが、修理が可能です。
なかなか購入時に修理の事まで考えないと思いますが、もしそのスーツを5年以上使いたいのであれば視野に入れるべき事柄です。

経験上、裏地の傷みは2~3年は全く気になりませんが、5年経過してから徐々に出てきます。

裏地の張替え修理

長年愛用したスーツの裏地が傷み出した時、裏地の張替え修理が可能です。

通常仕立てとお台場仕立て、どちらでも張替えは可能ですが、修理のしやすさが異なります。

通常仕立てよりも、お台場仕立ての方が裏地の修理がしやすいです。

写真に示したように、通常仕立ての場合は裏地を取り外す際、内ポケットも外して作り直す必要があります。

お台場仕立ての場合は内ポケットはそのままに、周りの裏地のみを取り外すだけで張替えができるので、圧倒的に修理しやすいのです。

金額的にも安く修理できるので、最初からお台場仕立てにする事をおススメ致します。

スーツを修理して長く使うなら、お台場仕立てがおススメ。

まとめ

1着のスーツを長く使うためには欠かせない、お台場仕立てについて書かせて頂きました。
スーツをオーダーする際は是非、オプションの選択肢に入れてください。

・スーツの内側はビジネスシーンで意外と目が行く。
・お台場仕立てにするとスーツのシルエットも整う。
・5年以上使うなら修理しやすいお台場仕立てがおススメ。