【スーツオーダー失敗談】失敗しない為に絶対に押さえておきたい3つのポイント

  • 2020年9月28日
  • 2021年1月14日
  • Fashion

初めてスーツをオーダーされる方に向けて、失敗しないために絶対に押さえておいて欲しいポイントをご紹介します。

最近は大手のスーツ屋がオーダースーツを始めたり、価格が安くなってきていたりと、スーツのオーダーは随分身近になってきました。

しかし、普通に既成服を買いに行く感覚でオーダーをしに行くと、なんともダサいスーツになってしまう事があります。

私の最初の一着も酷いものでした。「こだわってオーダーという選択をしたのに、既成の方がよっぽどカッコいい。」なんて思いをしないように、下記のポイントを押さえてからオーダーしましょう。

①自分の持っているスーツを着ていく。
②袖丈の合ったシャツを着ていく。
③参考画像を用意していく。

スーツのオーダーとは

この記事を読んで下さっている方はもうご存じの場合も多いかと思いますが、「オーダースーツとは何ぞや。」という方へ、さらっと説明をしていきます。

スーツに限らず、服全般がそもそもオーダー服と既成服(プレタポルテ)に分けられ、そのままですがオーダー服は注文時(支払い時)にまだ服がなく、注文を受けてから作るもので、既製服は既に服があり、それを買う、というものです。

その中でオーダースーツについて言えば、一般的に「イージーオーダー」と「フルオーダー」に分けられ、金額差がイージーオーダーで20.000円程度~、フルオーダーで100,000円程度~、と違いがあります。

主な違いを一言で言うと、イージーオーダーは「もともとある型紙を使って箇所を調整して作る。」、フルオーダーは「ゼロから自分の体に合わせて型を作っていく。」です。

それぞれに良さがありますが、初めてスーツをオーダーされる方にはイージーオーダーがおススメです。理由は金額が手ごろなのと、完成品のイメージが抱きやすく、既製服選びに近い感覚で自分に合ったスーツを作る事ができるからです。

・イージーオーダーで20,000円程度~。初めての方にはこちらがおススメ。
・フルオーダーで100,000円程度~。
この記事ではイージーとフル、どちらにしても必要なポイントを書いておりますが、筆者の初めてはイージーオーダーでした。まあ、それでも失敗しましたが。

オーダースーツのメリット・デメリット

メリット

オーダーの一番のメリットは言わずもがなですが、体型に合ったスーツが出来るという事です。これに関しては、いかにオーダーを失敗しようとも変わらない部分ですので、ご安心ください。着心地はやはり既成服には無い良さがあります。

また、既成服には無いディティールに拘る事が出来るのも大きなメリットだと思います。「もう少し襟が太い方がいいのに。」、「ボタンの色が違ければいいのに。」なんてお悩みは全部解決です。

正直この2点だけで、「もう既成のスーツは買えないな。」と思えます。

デメリット

デメリットは、仕上がりまで時間がかかる事と、体型に合ったスーツが必ずしも流行のシルエットとは限らない、という事です。

既製服は欲しい時にすぐ手に入りますが、オーダーでは待つ時間が必要です。
この期間に「どんなネクタイが合うかな。」と考えるのも楽しいので、物は捉えようかなとも思います。

・イージーオーダーで、仕上がりまで3週間~1か月程度が多い。
・フルオーダーでは2か月~3か月程度が多い。

シルエットに関しては、既製服はどんな人でも流行のシルエットでカッコよく、できるように作られていますので、そこは既製服に敵いません。
逆に流行に囚われない、オーソドックスなシルエットが欲しければ、オーダー向きです。

もちろん調整次第でシルエットを変えることはできるので、後述しますが「理想のシルエット画像を用意しておく。」事は大変重要です。

・メリットは既成に戻れない程に体に合ったスーツが出来る。
・デメリットは流行のシルエットにならない場合がある。

オーダースーツの流れ

イージーオーダーの大きな流れは、来店⇒生地選び⇒型選び⇒ディティール選び(ボタンなど)⇒採寸⇒後日受け取り、です。
フルオーダーの場合は、採寸の後に仮縫い(選んだ生地ではなくハギレで仮の仕立てを行う)で微調整を行います。

時間としては、生地選びに30分程度、型選び、ディティール選びに30分程度、採寸に30分程度はかかります。
初めてだと余裕をもっていきたいので、最低2時間は見ておきましょう。

スーツのオーダーで失敗しないためのポイント

ここからは、最低限ココだけ押さえてからオーダーして欲しい、という事を書いていきます。
初めてのオーダーで筆者のように失敗しないためにも、是非確認してください。

①:自分の持っているスーツを着ていく。

これは一番大事です。これまで何十回もオーダーをしてきた筆者も、今でも必ずそうします。
リクルートスーツでも、礼服でもなんでもいいのでスーツを着ていきましょう。

これがないと、全てテーラー任せの採寸になってしまいます。
テーラーからしても、ゼロから仕上げるより参考になるものがあった方が断然話しやすいはずです。

今着ているスーツよりも、「あとどのくらい細身のシルエットにしたい。」、「ココがきついので少しゆったりさせたい。」などざっくりとした要望で構いませんので、伝えられるようにしましょう。

②:袖丈の合ったシャツを着ていく。

丈感、とは洋服において大変重要です。わずか1cm丈が変わるだけでスーツの印象がガラッと変わります。

もちろんテーラーでは、適切な丈感を提示してくれますが、袖丈に関しては「シャツの袖がどのくらいスーツから出るか。」を必ずと言っていいほど見られます。
ここで袖丈の合っていないシャツを着ていくと、いざ別のシャツで合わせるとつんつるてん、もしくは長すぎ、という事態に陥ります。

もし袖丈の合ったシャツがない場合は、必ずテーラーにその旨を伝えましょう
貸出用のシャツを出してくれるはずです。

③:参考画像を用意していく。

これはテーラーと顔見知りになった2回目以降にはあまり必要なくなる事ですが、初めての時は大変重要です。

言葉で「細身にしたくて。」、「クラシックなイメージで。」と伝えても、テーラーによってそれぞれ定義が違うので、なかなか思い通りにはなりません。

老舗のテーラーだと対応して下さる方もベテランの方が多かったりするので、年代によって言葉から受け取るイメージが異なる場合があります。
画像でイメージを伝えてあげたほうがお互いにとってスムーズです。

スーツオーダー失敗談

最後に筆者の失敗談をお伝えします。

10年ほど前、初めてスーツをオーダーしに行ったときの事です。
なにせ初めてなので、「オーダーしたらどんなにカッコいいスーツが仕上がるんだろう。」と期待に胸を膨らませ、ドキドキしながらテーラーに行きました。流れはなんとなく理解していたので、まずは生地選びをして、いざオーダーへ!とここまでは順調でした。

テーラーに行けばカッコいいスーツが出来ると思い込んでいた。

初めてのオーダーで漠然と「テーラーに行けばカッコいいスーツが出来上がる。」と思い込んでいた筆者には、特にイメージが無く、「仕事で使います。20代なので会社で目立たないよう、あんまり派手じゃない感じで。」としか言えませんでした。

しかもあろうことか、普段着で行ってしまったので(時間をかけて選ぶために休日に行ったため)、比較をする事ができず。シルエットや丈感はすべてテーラー任せでした。
採寸を終え、お金を払い、帰宅しました。帰り道、不安はあるものの、それでもまだ「テーラーに行ったのだからカッコいいスーツになる。」と信じていました。

出来上がったのは「無難なスーツ」

しかし、後日仕上がったのは「なんとも言えない無難なスーツ」でした。正直ダサかったです。
テーラーは悪くありません。要望通り「派手じゃない感じのスーツ」を仕上げてくれました。

オーダースーツは文字通り「オーダー」ですので、注文を決めるのは自分です。
テーラーは手伝いをしてくれるだけで、注文が間違っていては当然仕上がりは悪くなります。
過去の私に言いたい事は、「テーラーに任せておけばカッコいいスーツが出来る。」というのは妄想だという事です。

ちなみにそのスーツは数年後再調整をして、当初思っていたような仕上がりにできました。

ここまで読んで下さった皆様は、是非、失敗しないためのポイント①~③を守って自分だけのカッコいいスーツを作ってください。

【スーツオーダー失敗談】まとめ

①自分の持っているスーツを着ていく。
②袖丈の合ったシャツを着ていく。
③参考画像を用意していく。
・失敗しないためのポイントさえ守ればオーダースーツは最高です。
・オーダーはテーラー任せではなく、自分主体で行いましょう。